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パラベン_食品や化粧品の防腐剤

パラベンとは、パラオキシ安息香酸エステルの総称のこと。

簡単に言うと、防腐剤のことです。

メチルパラベン、エチルパラベン、イソプロピルパラベンなどがあります。

表示指定成分です。

日本の基準では、使用できる上限の量が決められています。(100gに1gまで)


歴史のある防腐剤で、ほとんどの人には安全ですが、まれにアレルギーを発症する人がいるので、なるべく配合されていない商品を選択するのが賢明です。


化粧品が腐る方が危険だからと言う理由で配合しているメーカーさんもありますが、パラベン以外の防腐剤を使うなり、容器を工夫するなりして、パラベンを使用しない方針をとっているメーカーさんもあります。


パラベンは入っているより入っていない方が理想的です。

同じクリームを選ぶ場合、チューブ式とカップ式があるなら、チューブ式を選ぶのが良いと思います。

カップ式は直接指でクリームを触るので、パラベンの配合量が多くなる傾向にあります。

配合量まで公開しているメーカーはまずないので、パラベンを使用している商品は避けた方が無難ですね。


パラベン以外の防腐剤も配合されていないのが理想的ですが、どうしても腐敗の可能性や菌の繁殖が疑われる商品の場合は、私個人はフェノキシエタノールがおすすめです。



Last Modified : 2018-04-10