2018-04-20 (Fri)
18:50
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手荒れや肌荒れの原因の代表選手と言えば、
ラウリル硫酸ナトリウム
もちろん旧指定成分です。
社会問題になるほどの問題児でした。
洗浄力があり、泡立ちも良い、それでいて原価が安いということで、メーカーはこぞって使っていましたが、
洗浄力が高いことと、浸透力が高いために乾燥肌になり、トラブルの原因になりました。
工業用として使用するには便利な洗浄剤だと思いますが。
今の時代、シャンプーの成分の中にこれを見かけることはもうないと思います。
あったら驚きです!
分子量(図体)が小さいので、肌への浸透力が高いのが一番の悪だと思います。
洗濯洗剤のCMでは、
”繊維の奥まで届いて、汚れを掻き出す”
ってやってますが、シャンプーになると、そういうCMはしません。
”角質の奥まで届いて、脂汚れをスッキリ!”
とはやらないですね。
そんなこと言ったらイメージが悪くて売れません!
ラウリル硫酸ナトリウムは、石油系だから悪いという人がいますが、そうではありません。
確かに、昔は石油の精製の技術が悪いので、いろんな不純物質を含んでいたので一理あるのですが、本当の理由は浸透力の強さが問題なのです。
そこで、”これではイカン”ということで改良されて誕生したのが、ラウレス硫酸ナトリウムという、合成界面活性剤です。
長くなりましたので、続きは次回に、今日はこの辺で。
ラウリル硫酸ナトリウム
もちろん旧指定成分です。
社会問題になるほどの問題児でした。
洗浄力があり、泡立ちも良い、それでいて原価が安いということで、メーカーはこぞって使っていましたが、
洗浄力が高いことと、浸透力が高いために乾燥肌になり、トラブルの原因になりました。
工業用として使用するには便利な洗浄剤だと思いますが。
今の時代、シャンプーの成分の中にこれを見かけることはもうないと思います。
あったら驚きです!
分子量(図体)が小さいので、肌への浸透力が高いのが一番の悪だと思います。
洗濯洗剤のCMでは、
”繊維の奥まで届いて、汚れを掻き出す”
ってやってますが、シャンプーになると、そういうCMはしません。
”角質の奥まで届いて、脂汚れをスッキリ!”
とはやらないですね。
そんなこと言ったらイメージが悪くて売れません!
ラウリル硫酸ナトリウムは、石油系だから悪いという人がいますが、そうではありません。
確かに、昔は石油の精製の技術が悪いので、いろんな不純物質を含んでいたので一理あるのですが、本当の理由は浸透力の強さが問題なのです。
そこで、”これではイカン”ということで改良されて誕生したのが、ラウレス硫酸ナトリウムという、合成界面活性剤です。
長くなりましたので、続きは次回に、今日はこの辺で。
Last Modified : 2018-04-20