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J&Jに2200億円の賠償命令 ベビーパウダー発がん性問題

今日のヤフーニュースで、


米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が販売したタルク(滑石)を原料とするベビーパウダーが、卵巣がんを引き起こしたとして損害賠償を求める裁判で、ミズーリ州控訴裁判所は23日、一審の陪審評決を支持し、同社に賠償金21億ドル(約2200億円)の支払いを命じる判断を示した。


という記事がありました。


2200億円!!!!

流石、訴訟大国アメリカ-----



タルク石はアスベストを含む可能性があるので、取扱いに注意が必要なことはJ&J社も承知していたはず。


去年、アスベストが混入した恐れがあるとして自主回収した3万個の商品のうち、1個に微量なアスベストを検出したとあるが、過去40年ほどの間きっちりと検査してきているはずである。


J&Jの検査報告がウソでなければ、J&J社のベビーパウダーが原因であると断定するのは難しいように思うのだけど。。。


裁判でこういう判決が出たということは、いい加減な検査をしていたのか?


確かに、30年前のハーバード大学の調査でタルカムパウダー(ベビーパウダー)を使用している女性(特に性器に使用)は卵巣がんになるリスクが3倍になるというデータがあり、気にはなっていましたが本当のところはどうなんでしょうか?


タルク石を原料にした化粧品は、ファンデーションや口紅、アイシャドウなどあるので、今後注意が必要なんですが、シャネルやロレアルなど大手化粧品は早速タルクの使用の中止を発表しました。


日本では、これを受けてとりあえず静観のようです。


J&J社の自主判断にまかせるそうです。


理由は、日本で具体的に被害が出てないからという事です。


ある意味、正しい。。。


でもそれでいいのか? 消費者としては積極的に調べて欲しいと思うけど。。。



https://news.yahoo.co.jp/pickup/6363462





Last Modified : 2020-06-25