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白いTシャツを漂白したら赤くなったのはなぜ?

夏と言えば、白いTシャツにこだわりを持つ方も多いのではないでしょうか。


夏が終わる時には、黄ばみがでないように漂白剤を使ってお手入れするという方もおられると思います。


そんな時、Tシャツの襟や袖の部分に塩素系漂白剤をつけたら真っ赤に染まってしまった!という経験はないでしょうか?


wash_07_img_01.jpg 
(画像は花王さんのHPより引用させていただきました)


お気に入りのTシャツだと、洗濯しても赤いのが落ちないとがっかりしますよね。



この赤くなる原因は日焼け止め。


腕や首筋にたっぷり塗った日焼け止めが汗などでTシャツに移り、その日焼け止めの成分と塩素が反応して赤くなります。


すべての日焼け止めでなるのではなくて、その成分に


ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル


という成分が入っていると赤くなります。


(日焼け止めの裏に、洗う際は、塩素系漂白剤の使用はお控えくださいと書いてあります)





この対処方法は、赤くなっているのは繊維が赤く染まっているのではないので、日焼け止めを洗い流せば赤いのは取れます。


しかし、日焼け止めはそもそも油分が多いので1回の洗濯ではきれに落ちないことが多いです。


そこで登場するのが油汚れに強い「JOY」です。


赤くなった部分にJOYの原液をつけもみ洗い。


ぬるま湯の中でもみ洗いしながら洗い流して普通に洗濯するととれるハズです。


白いTシャツを着る時は「ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル」の成分が入っていない日焼け止めを使用するのが無難ですかね。


あと少しの夏。うまく楽しみたいものです。













Last Modified : 2020-09-07