シャンプー屋のブログ

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朝シャンはシャンプーメーカーの仕掛け?

バブル期絶頂の頃(昭和62年)、テレビのあるCMで


いま、新しい。朝のシャンプーが、新しい


というキャッチフレーズが流れ、朝シャンのブームに火が点きました。


女子高生が朝シャンして、半濡れの髪で登校する姿をよく見かけました。


朝シャンはその年の流行語大賞にもなったほどです。


今思うと、シャンプー市場も頭を打ち、如何に消費量を増やすかを考えて打ち出した企画だと思います。


朝晩洗えば、単純に売上は倍になりますからね。


そして同じ頃、リンスインシャンプーが生まれました。


これは朝の時間の無い時にシャンプーしてリンスするのは時間がかかるということで、シャンプーとリンスを1回でやってしまおうという発想から生まれたそうです。


今のシャンプーはほとんどリンスインシャンプーです。



洗う、清潔にすること自体は悪くないのですが、ここで知っておかにといけない事は、洗いすぎると逆に頭皮や髪を傷める原因になるという事です。


頭皮は顔と同じで皮脂膜と髪で守られています。


皮脂膜のおかげで紫外線や乾燥から守ってもらっています。


一度シャンプーすると、皮脂がもとに戻るには約24時間かかるという研究データがあります。


これから考えるとシャンプー剤を使た頭皮洗浄は一日に一回が良いことになりますし、シャンプーするタイミングはお出かけしない夜が良いことになります。


”朝シャンは禿げる”という都市伝説にはちゃんと理由がありました。


これからの乾燥の季節に入ります。


しっかりと頭皮のケアをして頭皮と髪を守りましょう!







Last Modified : 2020-10-05