2021-05-24 (Mon)
14:44
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2015~2016年の調査データによると、アレルギーで皮膚科を訪れる100人に1人がパラベンアレルギー(パラベン=防腐剤の名前)であるということです。(接触皮膚炎診療ガイドライン 2020より)
SNSの美容インフルエンサーと呼ばれる方の投稿を見ていると、化粧品が菌で汚染された方が危険なのでパラベンは入れるべきだと主張される方がいます。
その考え方も決して間違いではありませんが、代替品でいけるのであれば、わざわざパラベンを選択する必要はないと思います。
パラベンは低コストで多種の菌に有効なので、化粧品開発をしている者とすれば使用したい成分ですが、敏感肌の方向けの商品ではやはり使用を避けたい成分だと思います。
理想は防腐剤フリーですが、それはそれで上に書いたような理由で危険です。実現できる方法もありますが、一般流通には向かない製品になってしまいます。
天然原料だから安心だとか、植物由来だから安心なんてフレーズで消費者の関心をひく広告をよく見かけますが、化学がまったくわからないで宣伝しているのか、わかっているけど、そういった方がよく売れるから確信犯で宣伝しているかわかりませんが、ひどいもんです。
100%とはいかないですが、極力アレルギーの原因になるのもは避けて製品開発していきたいと思います。
SNSの美容インフルエンサーと呼ばれる方の投稿を見ていると、化粧品が菌で汚染された方が危険なのでパラベンは入れるべきだと主張される方がいます。
その考え方も決して間違いではありませんが、代替品でいけるのであれば、わざわざパラベンを選択する必要はないと思います。
パラベンは低コストで多種の菌に有効なので、化粧品開発をしている者とすれば使用したい成分ですが、敏感肌の方向けの商品ではやはり使用を避けたい成分だと思います。
理想は防腐剤フリーですが、それはそれで上に書いたような理由で危険です。実現できる方法もありますが、一般流通には向かない製品になってしまいます。
天然原料だから安心だとか、植物由来だから安心なんてフレーズで消費者の関心をひく広告をよく見かけますが、化学がまったくわからないで宣伝しているのか、わかっているけど、そういった方がよく売れるから確信犯で宣伝しているかわかりませんが、ひどいもんです。
100%とはいかないですが、極力アレルギーの原因になるのもは避けて製品開発していきたいと思います。
Last Modified : 2021-06-08