2021-06-08 (Tue)
17:10
✎
以前このブログでもセラミドについての記事を書きました。
見逃した方のために以下にリンクを貼っておきます。
「セラミドは外からだけでなく、中からも補給しよう!」
最近、花王さんが、合成疑似セラミドによる唇の荒れへの効果を確認したと発表がありました。
セラミド配合のリップクリームを使用すると唇の荒れが見た目も良くなり効果があったそうです。
今後の発展に期待しましょう!
とは言え今、スキンケアやヘアケア商品においてセラミドの啓蒙活動が凄くて、美容インフルエンサーと呼ばれる人達が、
「セラミドは美肌づくりに必須!!!」
みたいに騒ぎ立てています。
先のブログでも書きましたが、セラミドが皮膚のバリア機能に深く関与していることは確かです。
美容インフルエンサーの方たちは、
「皮膚のセラミド=バリア機能」
だけを取り上げていますが、セラミドは正常な生体機能にプラスだけではなく、マイナスにも働くこともわかっています。
皮膚のバリアとなる細胞間脂質は、セラミドだけでなく、遊離脂肪酸やコレステロールもあり、これらがバランスをとって健康なバリアを形成しています。
よって、セラミドだけを補給すれば美肌になれるという単純なものではなく、逆に副作用の調査も必須になります。
企業は自分たちに有利なデータは率先して発表しますが、不利益になるデータを積極的に発表しないので、そのあたりは消費者も見極める必要があります。
見逃した方のために以下にリンクを貼っておきます。
「セラミドは外からだけでなく、中からも補給しよう!」
最近、花王さんが、合成疑似セラミドによる唇の荒れへの効果を確認したと発表がありました。
セラミド配合のリップクリームを使用すると唇の荒れが見た目も良くなり効果があったそうです。
今後の発展に期待しましょう!
とは言え今、スキンケアやヘアケア商品においてセラミドの啓蒙活動が凄くて、美容インフルエンサーと呼ばれる人達が、
「セラミドは美肌づくりに必須!!!」
みたいに騒ぎ立てています。
先のブログでも書きましたが、セラミドが皮膚のバリア機能に深く関与していることは確かです。
美容インフルエンサーの方たちは、
「皮膚のセラミド=バリア機能」
だけを取り上げていますが、セラミドは正常な生体機能にプラスだけではなく、マイナスにも働くこともわかっています。
皮膚のバリアとなる細胞間脂質は、セラミドだけでなく、遊離脂肪酸やコレステロールもあり、これらがバランスをとって健康なバリアを形成しています。
よって、セラミドだけを補給すれば美肌になれるという単純なものではなく、逆に副作用の調査も必須になります。
企業は自分たちに有利なデータは率先して発表しますが、不利益になるデータを積極的に発表しないので、そのあたりは消費者も見極める必要があります。
Last Modified : 2021-06-08