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日焼止めの成分【酸化チタン】・【メトキシケイヒ酸エチルヘキシル】

梅雨が明ければもう夏ですね。


私が子供の頃は、夏休みでどれぐらい日焼するかを競ってものです。


夏休み明けには、日焼けコンテストがあるぐらいでした。


しかし、最近は紫外線の害も考慮されて小学生でも日焼け止めやラッシュガードを使用して日焼け対策が行われます。


真っ黒に日焼けをした人を見かけると逆に違和感を覚えるような時代ですね。


日焼止めを選ぶ際に、SPFPAの値を目安に購入されると思います。


店頭を見ても、SPF50、PA++++と表示された商品がほとんどです。


数字が高い程、+が多い程日焼け止め効果が高いわけですが、その分お肌への刺激も強くなります


日差しの強い野外(海や川など)で遊ぶ時は、SPF50程度のものがおすすめになりますが、買い物に出かける程度ならSPF25程度で十分です。


お肌への刺激も考えて使い分ける方が良いと思います


日焼け止めの成分には、紫外線散乱剤と紫外線吸収剤があります。


代表的な成分

紫外線散乱剤

成分名:酸化チタン、酸化亜鉛

特 長:肌への刺激は少ないが、白うきやムラになりやすい。紫外線防御は弱め。


紫外線吸収剤

成分名:メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
    ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンなど

特 長:肌への刺激があり、乾燥の原因になるが使用感がいい。紫外線防御は強い。


それぞれの成分の特徴があるので、自分にあったものを選びましょう。


敏感肌の方や子供さんは、紫外線散乱剤がメインの商品を定期的に塗布するのが良いと思います。


商品の実力としては、国民生活センターの商品テストの結果を見ると、大手化粧品メーカーの商品がやはりおすすめですね。


大手目薬のメーカーも日焼け止めを出されていますが、このテスト結果をみる限り、おすすめできないと思います。


ご参考までに。









Last Modified : 2021-07-06