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石けん、洗剤、洗浄剤はみな同じ?

汚れを落とすことを目的としたものを一般に石けん、洗剤、洗浄剤と言います。


界面活性剤の種類に関係なく、汚れを落とすものの呼称として使われます。


その一方、合成界面活性剤に対して石けんという言い方を使います。


この場合は、界面活性剤の種類によって使い分けています。


脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムで出来ているものが石けんです。


牛乳石けんなどの固形タイプのものやロクワットシャンプーのように液体のものもあります。


これが、少し話をややこしくしている場合があります。


部屋に入る前に石けんで手を洗ってください


石けんが川を汚している


ヨーロッパ生まれのシャンプー石けん(ソープ)


上記のフレーズは、どちらの意味で使用されているかおわかりになるでしょうか?



部屋に入る前に石けんで手を洗ってください

と書かれていたところには、弱酸性のハンドソープが置いてありました。

このハンドソープは、合成界面活性剤で出来ています。

よって、汚れを落とすものの意味で書かれています。



石けんが川を汚している

この記事の石けんは、内容を読むと汚れを落とすものの呼称として使用されています。



ヨーロッパ生まれのシャンプー石けん(ソープ)


このシャンプー石けんは、固形で売られていますが、洗浄成分は合成界面活性剤のみでした。



この表現の違いが、たまに誤解を生むことがあります。


上記の固形のシャンプー石けんは、界面活性剤が石けんだと思って買った人は多いのではないでしょうか?


しかし、中身は合成のシャンプーです。


私は、石けんと言えば界面活性剤の意味として使用します。石けん以外の界面活性剤の場合は洗浄剤と言うようにしています。


このブログを読むときの参考にしてください。











Last Modified : 2021-07-12