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健康な身体は弱アルカリ性、しかしお肌は弱酸性?!

私たちの身体の内部と外部の境目は角質と言われる0.02mmの薄い皮膚の一部であることは皆さんご存知だと思います。


この薄い角質層が外部からの侵入者を防いでくれているわけです。


この角質の表面(お肌)は常在菌の働きによって弱酸性に保たれています。


これはお肌にとって弱酸性が良いのではなく、常在菌にとってよい環境ということです。


この常在菌が元気だと外部からの侵入者(菌)を追い払ってくれるので、結果としてお肌が健康でいれるわけです。


もしこの常在菌が弱アルカリを好んでいたらお肌の表面は弱アルカリ性に保たれていたのだと思います。


一方、体内は酸性に傾くと病気になってしまいます。


人間の身体は、60%が水分で出来ていると言われますが、弱アルカリ性(PH7.5)です。


血液も同じく弱アルカリ性


血液が流れる血管は、筋肉でできています。


血液は弱アルカリですが、筋肉が傷む(タンパク質変性)ことはありません


人間の身体は弱アルカリ性が健康である秘訣と言えます。


弱アルカリ性がお肌や髪に悪いと言う方がおられますが、本質から言えば間違いです。


”弱酸性はお肌に優しい”というのが一般常識のようになっていますが、これは”シリコンシャンプーは髪に悪い”という都市伝説と同じです。


本質を見失って拡散していくうちに誤った情報になってしまいます。


次回は、”弱アルカリ性はお肌や髪に悪くない”をテーマにしたいと思います。















Last Modified : 2022-02-08