2022-03-01 (Tue)
09:18
✎
前回のブログで、弱酸性か、弱アルカリ性かだけで肌に優しいかどうかを判断するのはナンセンスだということを書きました。
それでは、テレビに流れるボディソープのコマーシャルで
”弱酸性だからお肌に優しい”
と謳っているものがありますが、これはどうなんでしょうか?
一般的に、弱酸性の洗浄剤がお肌にやさしく、弱アルカリ性の洗浄剤はお肌に悪いという方がおられます。
その根拠を聞くと、弱酸性と弱アルカリ性を比べると、角質の間にある細胞間皮質や保湿因子は弱アルカリ性の方が外部に流出しやすいからということです。
もう少しわかりやすく言うと、私達の皮膚の表面、角質はレンガが並べられたような構造になっています。そして、レンガの間をセメントで固めて水や菌などが侵入してこないようにバリアを作っています。
このセメントが細胞間皮質と言われるもので、セラミドやコレストロールなどの脂のことです。
脂ですから、弱アルカリ性の方が流出しやすいのは事実です。
しかし、これを持って弱酸性の洗浄剤がお肌に優しいというのは少し乱暴な気がします。
比較すると弱アルカリ性の方が流出しやすいのは事実ですが、その流出量の違いがあきならかにお肌の健康を損なうだけの量の違いがあるのかということです。
脂が落ちるということは汚れが落ちるということにもなります。
なぜ体や顔を洗うのか?
その本質は汚れを落とすためです。
衛生学に基づいて、健康なお肌でいるために石鹸を使って洗うようになったわけです。
弱酸性で洗うという事は、それだけ汚れが落ちにくいとも言えるわけです。
それならばと、洗浄力の強い合成界面活性剤を配合してしまうと本末転倒になるわけです。
汚れが蓄積すれば衛生的にも問題が出ますし、皮膚に雑菌が増える原因にもなりトラブルの原因になります。
だから一概に弱酸性だからお肌に優しいとは言えないのです。
次回は”弱酸性のボディソープやシャンプーがお肌に優しいのもウソ!をテーマに書きます。
それでは、テレビに流れるボディソープのコマーシャルで
”弱酸性だからお肌に優しい”
と謳っているものがありますが、これはどうなんでしょうか?
一般的に、弱酸性の洗浄剤がお肌にやさしく、弱アルカリ性の洗浄剤はお肌に悪いという方がおられます。
その根拠を聞くと、弱酸性と弱アルカリ性を比べると、角質の間にある細胞間皮質や保湿因子は弱アルカリ性の方が外部に流出しやすいからということです。
もう少しわかりやすく言うと、私達の皮膚の表面、角質はレンガが並べられたような構造になっています。そして、レンガの間をセメントで固めて水や菌などが侵入してこないようにバリアを作っています。
このセメントが細胞間皮質と言われるもので、セラミドやコレストロールなどの脂のことです。
脂ですから、弱アルカリ性の方が流出しやすいのは事実です。
しかし、これを持って弱酸性の洗浄剤がお肌に優しいというのは少し乱暴な気がします。
比較すると弱アルカリ性の方が流出しやすいのは事実ですが、その流出量の違いがあきならかにお肌の健康を損なうだけの量の違いがあるのかということです。
脂が落ちるということは汚れが落ちるということにもなります。
なぜ体や顔を洗うのか?
その本質は汚れを落とすためです。
衛生学に基づいて、健康なお肌でいるために石鹸を使って洗うようになったわけです。
弱酸性で洗うという事は、それだけ汚れが落ちにくいとも言えるわけです。
それならばと、洗浄力の強い合成界面活性剤を配合してしまうと本末転倒になるわけです。
汚れが蓄積すれば衛生的にも問題が出ますし、皮膚に雑菌が増える原因にもなりトラブルの原因になります。
だから一概に弱酸性だからお肌に優しいとは言えないのです。
次回は”弱酸性のボディソープやシャンプーがお肌に優しいのもウソ!をテーマに書きます。
Last Modified : 2022-03-01