2022-09-17 (Sat)
16:49
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暑い日がまだ続いていますが、朝晩は秋の気配を感じるようになりました。
夏の紫外線で傷んだ肌が乾燥し始める季節になってきます。
こんな時に使用したいのがグリセリン配合の保湿剤です。
皮膚科でも乾燥肌の方に処方される、アレルギーの心配のいらない成分です。
角質細胞の間をセメントのように埋めているのが細胞間皮質と呼ばれるのですが、この細胞間皮質の構造をラメラ構造と言います。
ラメラ構造が崩れると水分を保持できなくなり乾燥肌になりますが、グリセリンを塗布するとこのラメラ構造が強化されることがわかっています。
また、グリセリンはお肌を柔軟にする効果もありますので、お肌の若さを保つためにも役立ちます。
健康肌の場合は、美肌菌(皮膚常在菌)が人間の皮脂を分解してグリセリンを作ってくれています。
しかし、紫外線などの影響でお肌のバリア機能が崩れてしまうと、常在菌の働きだけではお肌の健康が保てなくなるので、グリセリンなどの保湿剤でカバーしてあげることが必要になってきます。
SNSの情報が間違って拡散され、グリセリンを使用するとニキビが増えることを心配される方がいますが、それについては別の機会にまた書きたいと思います。
お肌の乾燥を防ぐには、早め早めの手当てが大切ですよ。
夏の紫外線で傷んだ肌が乾燥し始める季節になってきます。
こんな時に使用したいのがグリセリン配合の保湿剤です。
皮膚科でも乾燥肌の方に処方される、アレルギーの心配のいらない成分です。
角質細胞の間をセメントのように埋めているのが細胞間皮質と呼ばれるのですが、この細胞間皮質の構造をラメラ構造と言います。
ラメラ構造が崩れると水分を保持できなくなり乾燥肌になりますが、グリセリンを塗布するとこのラメラ構造が強化されることがわかっています。
また、グリセリンはお肌を柔軟にする効果もありますので、お肌の若さを保つためにも役立ちます。
健康肌の場合は、美肌菌(皮膚常在菌)が人間の皮脂を分解してグリセリンを作ってくれています。
しかし、紫外線などの影響でお肌のバリア機能が崩れてしまうと、常在菌の働きだけではお肌の健康が保てなくなるので、グリセリンなどの保湿剤でカバーしてあげることが必要になってきます。
SNSの情報が間違って拡散され、グリセリンを使用するとニキビが増えることを心配される方がいますが、それについては別の機会にまた書きたいと思います。
お肌の乾燥を防ぐには、早め早めの手当てが大切ですよ。
Last Modified : 2022-09-17