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ノンシリコンシャンプーの落とし穴

通販を見ているとノンシリコンシャンプーが流行ですね。良いことだと思います。


もうご存知のことと思いますが、ノンシリコンとはシリコーンを配合していませんということです。実際のシャンプーの成分表示でいうと、シリコンとは「ジメチコン」「シクロメチコン」などのことです。これらは、髪の毛や皮膚に膜をはり、保湿や髪の毛のサラサラ感をだします。女性に一番受けるシャンプーを作るには必須の成分です。


しかし、このシリコーンは、毛穴を詰まらせたり、髪の毛をコーティングするため、トリートメント成分の髪への浸透を邪魔したりするのです。髪の毛がサラサラになる以外はメリットがなく、逆にマイナス要因が多すぎるのです。(T_T)


弊社のロクワットシャンプーも5年前の開発の段階からノンシリコンのコンセプトで進めてきましたが、時代がやっと後押ししてくれるようになりました。(^.^)/~~~


シャンプーというのは、基本は洗浄ですから、合成のシャンプーであろうと、アミノ酸シャンプー(これも合成だけど)であろうと、石けんシャンプーであろうと洗えば髪の毛はきしむのです。汚れを落として脂分をとるので、当たり前です。


お皿もきれいに洗えば、キュッキュッと音が鳴りますよね!いつまでもお皿がヌルヌルしてたら洗いなおすはずです。しかし、髪の毛はそうはいかないのですね!特に女性はサラサラの髪になりたい願望が強いですから。だから、売れるシャンプーにするためにはシリコーンを入れているわけです。


そこで、最後に皆さんに注意して欲しいことは、ノンシリコンはシリコーンを入れていないという意味で、コーティング剤を入れていないという意味ではないということです!


リンス要らずのシャンプーや、1回洗っただけなのに、サラサラ、ツルツルになるシャンプー、よく成分を見てください。シリコーンは配合されてなくても違うコーティング剤が入っていませんか?


長くなるので、続きはまた・・・。

Last Modified : -0001-11-30

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